やつの名前はしまこ
2018年の11月、「Fallout76」というゲームソフトが発売されたのは知っていますか?
どのようなゲームかを簡単に言うと、クリーチャーと戦ったり料理をしたり家を建てたりしながら核戦争後の世界を生き抜くというオープンワールド・サバイバル・アクションゲームなのですが。
後のアップデートでNPCが追加されるまではNPCがいない=1ワールドに24人のプレーヤーのみという仕様が話題になっていましたし、エリアVCという「ゲーム内VCが周囲の人に聞こえる」仕様でも話題でしたね。
すれ違うときに挨拶ができたり、距離が遠くなると声も遠くなるという面白い内容でした。
当時の私はちょうど同じ職場にゲーム好きの後輩、親友と呼べるほど仲良くしていた友人がいたので発売後わりとすぐに即買い。
Fallout76の世界、アパラチアを旅していたときの話です。
広大なワールドを走っているとお腹が空いたり喉が渇いたりするのですが、世界は核で汚染されているのできれいな水もきれいな食糧もあまり手に入らないシビアな生活。
しかし「まずはマップの端から端まで踏破してみたいね!」という意気込みでスタート地点よりもわりと離れた場所にいたとき・・・・
忘れもしない「セネカロック」。
ご覧の通りそこそこ長い橋が通っていて私達はその上をせっせと走っていました。追ってくる敵から逃れるために。
「ここけっこう敵強くてきついかもしれないね・・・!」なんて話しているうちにあれよあれよとヘイトを買ってしまいこの時既に後方にはなんか変なクリーチャーがぞろぞろと追ってきていた記憶があります。
「やばい!やばい!しぬ!しぬ!」とエリアVCで喚きながら橋を渡り切ったその先でも敵に囲まれ万事休す!!
死を覚悟したとき何処からかさっそうと現れたのが・・・
やつの名前はしまこ。
発売以降けっこう早めに手を付けた私もレベルが30、友人もレベルが14ほどの時期にこの人のレベルは驚異の三桁!!!
緑の光線がボボボボボボと吹き出るプラズマガン(のようなもの)でクリーチャーを蹴散らしていくこの女!!
「ヒーローだ!ヒーローがきたぞーーー!!」「うおおおおおおおお」と唐突のドラマに最高潮に盛り上がる面々(自分+友人)!!!!!!
そう、これが・・・私としまこの出会いだったのだ。
↑2019年末ほどに撮影。私の家で自宅のようにくつろぐしまこの図
現実の友人の人数はかなりの少数精鋭の私だがゲーム上のフレンドは少なくない(特別多くもない)。
共通するゲームをするときにメッセを送りあったりする程度が殆どなのですが、しまことはなんだかんだで短くない付き合いになります。一緒に渡り歩いてきた世界はFallout76、モンスターハンターワールド、APEX LEGENDS。
FINAL FANTASY XIV。
リナちゃんの隣にしまこ降臨。男キャラから変更し金髪のヒューラン剣術士として生きる模様。
「ウルダハで迷ってる・・」というので剣術士ギルド前までご案内してと・・・・
ん・・・?
あれ・・・?なんか見たことある槍持ちのアウラ・・・。
これうちのお父さんやんけ!!!!!!
しまこと(私の)父。このふたり、実はPSフレンドでけっこう仲良し・・・。その距離は近からず遠からず。お父さんはしまこがわりと好き・・・。
一時は同じFPSゲームで銃弾の雨の中共に戦っていた仲間との再会。
喜び合うふたり・・・・。抱き合うヒューランしまことアウラ父。
よかったね、ふたりとも。仲がいいのはなによりだ・・。
だいぶ遅れましたがナイト様の話も先送りにしてお洋服屋さんになりたい話をしておかなければならない。
なんでも自分で服を縫ったり武器を打ったりできるとのことなので、裁縫師ジョブのレベル上げをしていたんです。
でもどんどんと上げていくと・・・服を作る(裁縫師)のに皮が必要(革細工師)で皮を革に加工するのに鉱石が必要(採掘師)なんですって?
しかも裁縫師のレベルはけっこう上げていたので、良い皮をいじくるのに必要になるのはそこそこレアっぽい鉱石・・・。
全然興味ない採掘師のレベルあげ・・。
よいしょ・・よいしょ・・
もうつかれたよ・・コントローラーより重いもん持てんし・・。
よし・・・。
憂鬱なリナちゃん。
(お裁縫屋さんとしてやっていけるかしら・・。面倒なことはしたくないし・・マーケットで素材を揃えるようにしようかな。でも上げといて損はないのよね~めんどくちゃいわね・・・。)
あとなんか・・なんか目の前でグルグルグルグルグル回っている人が・・・。
なぜか興味を持たれ突然始まる十数分ものエモート合戦。ありがとう。
きっと励ましてくれていたのだと思われます。
やってみるか・・・お洋服縫いたいもんな・・・!